
現在、国内18都道府県41店舗を展開するフリークス ストアにおいて、昨年オープンしたビルボードプレイス新潟店でコラボ企画が行われた。
今回は「街に美少女を増やそう」という宣言のもとに作られる、街のリアルな写真集『新潟美少女図鑑』との連動企画に関して同店の石谷店長に話を聞いた。

意外性があってクセのある、絶妙な遊び心で成立させる。
新潟と言えば、で思いつく「米どころ」「日本酒」「雪国」「スキーやスノボ」ではなく、また、セレクトショップらしい真っ当な取り組みとしてCAPTAIN STAGやSnow Peakといった新潟生まれのアウトドアブランドとのコラボでもない選択をした。
「新潟は、東京まで新幹線で2時間。ショッピングのためだけに、年に数回は都内に行くという方も少なくないんです。じゃあ、フリークスの色ってなんですか。ということを知ってもらう企画が必要でした。」
そんな新潟店と隣接するバスターミナルビル内には「アメトーーク」「秘密のケンミンSHOW」などでも紹介された立ち食いそばのカレーを求めて連日、行列を連ねる名所がある。

「フリークスなら、新潟をこう切り取りますよ。という姿勢を見せたかった。だって、意外性があってクセのあるスタイリングを、絶妙な遊び心で成立させる。それがフリークスのスタイルかなと。少なくとも僕は、そう思っています。」
出店エリアで隣接しているB級グルメをセレクトし、しかもアウトプットする際のパッケージングにも、ひと工夫を施した。


真面目にふざけるというか。そういった感じの温度感が伝われば。
そして完成したのが、新潟発祥のフリーマガジン『新潟美少女図鑑』をフックアップした、限定パッケージのレトルトパック。また同時に、オリジナルのロングT-SHも制作し、新潟店限定で販売した。

「B級グルメと美少女。この組み合わせ、嫌いな人っていないじゃないですか。それをフリークス ストアが、真面目にふざけるというか。そういった感じの温度感が伝わればと思います。」


販売に際しても『新潟美少女図鑑』のモデルオーディションも同時開催。店内でのインストアイベントを開催し、オーディションで選定した。告知ビジュアルも、地元の子たちでパッケージングをした。


全国エリアの「ローカリズム」を再考。
オーディション参加者には、前述の限定パッケージのレトルトパックをはじめとしたフリークス ストアのノベルティをプレゼント。
「イベントの参加者だけでなく、それを見ていた方、SNSで知った方の反応も良かったです。その後、来店された方ともイベントのことが話題になって会話も弾みました。ちょっと笑いながら『面白いですね』って感じで。真面目なコラボじゃなくて、遊びの部分が受け入れられた気がします。」


フリークス ストアでは、今後も全国に展開するエリアの「ローカリズム」を再考し、その都市に寄り添ったプロジェクトを通して、地域の魅力を掘り起こしていきたいと考えている。この「FREAK」での発信もお見逃しなく。
